お金に関する知性を磨く

 今まで、

ほとんどの人が、

お金に関する教育を受ける機会を得ることは

ありませんでした。

学校教育の教科になかったのですから、

致し方のないことです。

そして、

そのような教育の必要性を説く人も

機関もありませんでした。

ところが、

企業の終身雇用制度は、

すでに死語となりました。

経営者は雇用責任は負えなくなりました。

いつリストラで職を失うか、

分からないのが現実です。

年金制度も崩壊しつつあります。

増税の嵐がやってきます。

大半の人の賃金は上がりません。

猛烈な物価上昇は目前です。

今までの生活が

このまま続けられると思ったら大間違いです。

今までの常識が常識でなくなるのです。

なぜならば、

もっとも基本的な

社会構造が大変革しているからです。

石油化学文明は崩壊直前です。

なぜならば、

食品添加物以外にも

あらゆる製品が化学合成物質になってから、

今まで聞いたこともなかった難病が

爆発的に激増しているからです。

しかも、

あらゆる資源の調達現場は、

既に地球規模でパニック状態になっています。

なぜならば、

多くの開発途上国は、

日本とは逆に、

人口爆発の現象を起こしているし、

あらゆる産業も、

日本が経験したように、

急速に拡大・発展しているからです。

地球の気候変動も恐ろしいスピードで

変化しています。

日本で騒いでいる

PM2.5とか0.05とか

強烈な紫外線の情報が

天気予報で

当たり前のように流されるようになるとか、

原子力発電の安全神話

もろくも崩壊するとか、

高濃度汚染物質の

最終処分の方法すら確立されていないとか、

先進国の優等生みたいに言われてきた

EU加盟国なのに

ギリシャ・スペイン・ポルトガル

イタリアまでもが

国家財政が破綻の危機に直面するとか、

ブリックスの各国の経済成長力が

急激に落ち込むなんて、

10年前に

いったい誰が予想できたでしょうか。

地球規模で進む自然破壊の張本人が

自分だと

知りもしなければ、

日本だけでなく、

世界の食糧事情が

危機に瀕していることも知らなければ、

自分の今の生活環境が

安全だと勘違いしている。

これらの前代未聞の変化に対応して、

変化の波に乗らなければ、

おぼれ死ぬことになります。

ですから、

自分の身は自分で守ることです。

自分は

自分で磨かなければ、

誰も磨いたり鍛えたりしてはくれません。

自分を成長させるのも、

最後には自分にしかできないのです。

貧乏な人は

貧乏な人の考え方と行動をするものです。

だから、

いつまで経っても

愚かな貧乏な生活から抜け出せないのです。

 一方、

金持ちは

金持ちの考え方と行動をするのです。

だから

金持ちになったのです。

ものごとの本質を見極め、

賢く

上手に

変化に対応したからです。

人生の経済的な側面について、

特に

『お金と働くこと』について、

高い学歴と公職を得たにもかかわらず、

貧乏な人の右代表である

実の父親と、

友人の父親である

金持ち父さんを対比させながら、

分かりやすく説明した

ロバート・キヨサキ

『金持ち父さん・貧乏父さん』は

ベストセラーになりました。

さらに、

『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』は、

働き方や収入の得方、

収入と支出をどのような流れにしているか、

資産と負債に関する考え方などで分類し、

さらに詳しく

貧乏な人と金持ちの

考え方や行動の違いを説明してくれました。

それに、

投資家の

段階的で

詳細な分類は

見事なものでした。

そして、

その真髄は

『感情のコントロール』にあります。

凡人は、

この

感情のコントロール

できないのです。

ですから、

金持ちになるには、

凡人にはできない、

『感情のコントロール』さえ

身につければいいのです。

金持ちの常識は、

貧乏人にとっては非常識です。

自然に湧き起こる感情をコントロールすることは、

凡人にとっては

極めて大きな苦痛を伴います。

なぜならば、

金持ちの考え方の枠組みと

貧乏人の考え方の枠組みは

根本的に違うからです。

人生観も違えば、価値観も違います。

その違いを受け容れることができない限り、

貧乏人は

決して

金持ちになれないのです。

このように

分かりやすく説明されると、

説得力があるというものです。

私も

サラリーマンをやっていた間は、

まさに

貧乏父さんの典型でしたから、

もう

絶対に

貧乏父さんのようには

ならない、

雇われ者にはならないと決意しました。

ロバート・キヨサキの言う

『貧乏父さん』の特徴は、

それまでの私そのものでした。

ですから、

リストラで職を失ったとはいえ、

サラリーマン生活から

抜け出せただけでも

有難いと思いました。

今では、

希望退職の募集に

躊躇なく応募して退職し、

逆に

私の方から

会社をリストラしたことは、

今までの私の人生で

最高のファインプレーだったと

本気で思っています。

ここで言う私のリストラとは、

Eクワドラントからの脱出という意味です。

それにしても、

大富豪の成功法則という、

いわば

抽象度の高い法則を並べた成功本に比べると、

極めて現実的で

具体的な例や解説で、

多くの読者を獲得した本ですから、

じっくりと

読んでみることをお勧めします。

その中で述べられている

お金に関する知性を磨くということは、

大金持ち・億万長者・大富豪になるためには

決して欠かせないことですから、

避けて通れません。

自分で勉強して、身に付けるしかありません。

お金に関するハウツーものの本や

セミナーが

山ほどありますから、

片っ端から

読んだり

受講したり、

教材を買い込んで、

世の中のお金の流れや仕組み、

金持ちとしての感情のコントロールのやり方、

身の処し方に通じていなければ、

ただの貧乏人でおしまいになってしまいます。

豊かな老後なんて、

夢のまた夢で終わってしまいます。

ロバート・キヨサキが書いた、

一連の

『金持ち父さん』シリーズは

特におすすめです。

たとえば、

『人助けが好きなあなたに贈る

金持ち父さんのビジネス・スクール』は、

サラリーマンから

起業家への転身を計ろうとする人にとっては、

バイブルになる入門書です。

私の場合、

この本の存在を知らないうちに

「ネットワーク・ビジネス」を

始めていましたが、

「ネットワーク・ビジネス」で成功して、

日本国内のみならず、

世界中を舞台に活躍し続けている

名倉正さんは、

彼が行なったセミナーを収録した

教育ビデオの中でも、

この本を紹介していました。

それに、

『金持ち父さんのサクセス・ストーリーズ』に

出てくる成功者の多くが、

米国の例ではあるものの、

やっぱり

「ネットワーク・ビジネス」の経験者であることは、

顕著な事実であり、

再現性のある好例であることを物語っています。

実際に、

私の身の回りでも、

自分のビジネスを立ち上げようとしている

20代の若者は、

ロバート・キヨサキの信奉者で、

サラリーマンを辞めて、

さっそく

「ネットワーク・ビジネス」を始め、

ごく短期間のうちに

100人規模の組織を構築したと語っていました。

そしてさらに、

いろんなことをやってみたいとも言っていました。

彼のお兄さんは、

オーストラリアで起業して

成功しているだけに、

日本以外の、

どこの国で

自分の会社を立ち上げようかと

模索しています。

税金の高い日本で起業することなんて、

眼中にありません。

ロバート・キヨサキに言わせれば、

彼の「ファイナンシャルIQ」は、

極めて高いと言えます。

彼は、

誰もが

遊ぶことしか考えない連休中に、

私の蔵書を

5冊も

持ち出しました。

ほかには、

『金持ち父さんの起業する前に読む本』や

『金持ち父さんの

金持ちがますます金持ちになる理由』とか

『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』、

それに、

まさに

お金に関する知性を高める教科書として書かれた、

『金持ち父さんのファイナンシャルIQ』は

必読の書であります。

商売を始めようとか、

起業しようと考えている人で、

お金に関する知性も持たずに始めようとするのは、

無謀なことをしでかす以外の

何物でもないことを

肝に銘じるべきです。

それなのに、

人から使われるのがイヤだからという理由だけで、

独立して自営業を始める人が後を絶たないのは、

悲しい現実です。

行く末は見えています。

失敗の繰り返しです。

もともと銀行から相手にされないから、

親戚や友人に多額の借金を残す。

ベンチャー企業として

一時は儲けることができても、

狸御殿を建てたり、

自家用ジェットや

ヘリコプターにクルーザーといった

オモチャを買って見せびらかす。

最悪なのは、

やたらと人前で自慢話をしたがったり、

マスコミに出たがって、

自分や自分の家族の

危機管理能力のなさを暴露するので、

バカ丸出しといったところです。

それなのに、

株式上場の寸前まで

事業を拡大させておきながら、

仲間とケンカ別れしたり、

事業規模に見合った

経営者としての素養が磨かれていないので、

やがて

企業を破綻させてしまうバカが

あまりにも多いのです。

最も大切な

お金に関する知性を

持たないのですから

自業自得というところです。

しかも、

教養のかけらもない。

既に事業をやっている人たちに

最も欠けているのがこれですから、

もう目も当てられません。

アドバイスに耳を傾けることもなければ

改めようともしない。

生き地獄のような現実を

自分が作ったという事実すら

認めようとはしません。

なぜならば、

自業自得、

因果応報の理(ことわり)が

わからないからです。

独善的で、

人間性に乏しく、

人の心の痛みがわからない。

情けというものがないに等しい。

情理のことわりがわからない。

ちょっとしたことで

すぐにぶち切れて

逆上したり

怒鳴り散らす。

それなのに、

解決すべき問題を

山ほど抱えている

自宅周辺の

隣組とか、

町内会に

自治区会のことは、

カカアに出て行かせて

自分は

ほお被りをする

腰抜けの卑怯者。

大都会の中でも

ごく身近なところ、

例えば、

アスファルトやコンクリート

ひび割れの

わずかな隙間から

逞しく芽を出し

花を咲かせている

雑草があったとしても、

少しも気付かなければ、

心を寄せて

愛(め)でるというか、

この大自然

一体となって

溶け込むというような

知性とか

理性というか、

感性が

少しも感じられない

薄情者が多くて、

もう、

うんざりです。

感情のコントロール

『精神の修養』が

全くできておりません。

その多くは、

金と知識をむさぼることに忙しく、

公徳心のかけらもない。