原油相場はダウントレンドを脱するか

原油相場は4営業日続伸です。高値安値共に水準を切り上げ、49/bbl台に達しました。

7月27日のNYMEXWTI原油先物終値は前日比29セント高の4904/bblで、引け後の時間外取引は49/bbl台前半です。

EIA統計で米国原油在庫が大きく減ると共に産油量が減少したことを受け、WTI相場は下支えられています。

ベネズエラの混乱と米国による制裁も、WTI相場堅調の追い風となっています。バークレイズなどは価格への大きな影響を予想していますが、果たしてどうなるでしょうか。

Barclays:OilCouldRiseBy7IfUSSanctionsVenezuela(OilPricecom)

ベネズエラは米国の原油輸入先としてはカナダ、サウジアラビアに次ぐ第3位で、日量60〜100万バレルの供給を行っています。それだけに、WTI相場への影響力は過大になる可能性がありますね。

OPEC産油国による年初からの減産にも関わらず、その出荷量が生産削減量ほど減っていなかったことから消費国側の在庫の低下が鈍く、原油相場は3月以来ダウントレンドにあります。

出荷量の削減傾向によって消費国側の在庫水準低下に対する期待感が膨らんでおり、需給改善がようやく材料となりつつある状況と言えるでしょう。

ただ、WTI相場が50/bblに接近し、ここで反落するようだと下降トレンドは引き続き強固という印象を与えます。

2017/7/27

NYMEXWTISep4904/bbl(029)

20日移動平均4656(026)

ボリンジャーバンド

24909/-24403

幅506(055)/100日平均682

ボラティリティ

2836(-009)/100日平均2616

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